燃費や環境性能を考慮して装備されているアイドリングストップ機能。
しかしこの機能特有の挙動に、ちょっとした不満があるのも事実。
再始動時のレスポンスの悪さ(タイムラグ)と夏場はエンジン停止中に冷房が送風になってしまうこと。
もっと快適に、そして意図した通りにクルマを動かしたい。
そんな思いから、エンジン始動と同時にアイドリングストップを自動でOFFにしてくれるアイドリングストップキャンセラーを取り付けてみました。
アイドリングストップキャンセラーを付けようと思った理由
今回導入を決めた理由は、アトレーとの旅をより快適で安全なものにするためです。
信号待ち時などの発進ラグ(もたつき)をなくしたい
交差点で信号待ちをしている時、青に変わってアクセルを踏んでも、エンジンがかかるまでの一瞬の間があります。
直進ならまだ良いのですが、対向車を見ながら急いで右折したい時など、このワンテンポの遅れにもどかしさを感じたりします。
また渋滞時のストップ&ゴーで毎回エンジンが止まったりかかったりを繰り返す振動も、長時間の運転では疲れの元になります。
自分のタイミングでスッと発進できる。
これまでのクルマを運転してきた、今までの当たり前の感覚を取り戻したいと考えました。
夏場はいつでも涼しくありたい
もう一つの理由は冷房使用中、エンジン停止とともにエアコンのコンプレッサーが止まり、送風になってしまうこと。
真夏の運転時に、せっかく冷えた車内が信号待ちのたびに生ぬるくなってしまうのは避けたいところです。
導入したダイハツ アトレー対応 アイドリングストップキャンセラー
Amazonで購入した、カプラーオンタイプの製品を使用します。
配線を傷つけないカプラーオン接続であることはもちろん、本体が非常にコンパクトで内装の裏側に収めやすい点も魅力です。

アイドリングストップキャンセラーをアトレー(S710V)に取り付け

自分自身で取り付けを行った作業手順です。
アトレーのアイドリングストップOFFスイッチは、運転席の右側(ハンドル右下のスイッチパネル)にあります。
このスイッチの裏側にあるコネクタに、キャンセラーを割り込ませる作業になります。
※安全のため、エンジンを停止してから作業を行ってください。
1. スイッチパネルを取り外す

スイッチの裏側にアクセスするには、運転席ドア側のサイドパネルを開けます。
パネル左下あたりを覗き込むと、少し凹みがある箇所が見つかるので、その凹みに同梱されている内張り剥がしを差し込み、パカッと取り外します。
なお内装の樹脂が取り外し時に傷つく可能性があるため、周囲をマスキングテープで保護しておくと安心です。
ここが開くと、スイッチパネルの裏側が覗けるようになります。

2. 純正コネクタを外す

パネル裏から手を入れ、アイドリングストップOFFスイッチの裏に刺さっているコネクタを探します。
そのコネクタのツメを押さえながら引き抜きます。
3. キャンセラーを接続

抜いた純正配線とスイッチの間に、購入したキャンセラーを割り込ませます。
「カチッ」と感触がするまで確実に差し込みます。
最後に、サイドパネルを元通りにはめ込めば作業完了です。
所要時間は10分程度。初めてクルマの内装を扱う人でも安心して作業できる、非常に手軽なDIYでした。

導入後の変化 | ドライバーとクルマのリズムが揃う走りができる
エンジンをかけて動作確認を行います。
通常であれば、エンジン始動時はアイドリングストップが「ON」の状態ですが、キャンセラー取り付け後は、自動的に「OFF」ランプが点灯します。

実際に街中を走ってみて感じたのは、やはり発進のスムーズさ。
ブレーキを離してアクセルを踏んだ瞬間、ラグなく車が前に進みます。
特に右折待ちの緊張感や、一時停止からの合流などで感じていた一瞬のもたつきがなくなり、自分の感覚と車の動きがシンクロする心地よさがあります。
ギクシャクした動きが減ることで、同乗者の車酔い軽減にもつながるかもしれません。
まとめ
小さなパーツですが、アトレーのドライブフィールを大きく改善してくれるアイドリングストップキャンセラー。
発進時のラグ解消で、運転がスムーズに
信号待ちでもエアコンが効き続ける
なんと言っても毎回のボタン操作の手間から解放
単なる機能のキャンセルではなく、より自然で、ストレスのない走りを手に入れるためのカスタムだと感じました。
長距離を走る旅好きの方こそ、この恩恵を強く感じられるはずです。
ストレスフリーになったアトレーで、次はもっと遠くへ行こう。

