- 与島PA | 車中泊旅だからこそ、すぐに現地到着しない
- 瀬戸内の海上で眠る特別感
- 砥部町 | 今回の旅のお供を探しに砥部焼の里へ
- 景色と体験を楽しむ「砥部焼観光センター 炎の里」
- 歴史と出会う「砥部焼伝統産業会館」
- 夕暮れの道後温泉 | 湯上がりの余韻を楽しむ
- 道後の夜ご飯 | 湯上がりに食す愛媛の味・宇和島鯛めし
- 愛媛に来たら外せない「鯛めし」
- RVパーク 愛媛・松山・奥道後 | 誰にも会わない、大人の隠れ家
- 誰にも会わない、究極の気楽さ
- 温泉街から10分で、大人の隠れ家へ
- Wi-Fi完備で「旅する書斎」も快適に
- 砥部焼の湯呑みで、夜の一杯を
- 朝の道後温泉 | 静寂の中で浸かる「朝湯」の贅沢
- 2日目も使えるチケットで、目覚めの一番風呂
- まとめ | 温泉で整って、クルマに帰れるという贅沢
旅先でいい温泉に入ったあと、慌ただしくホテルへ戻ったり、長い帰路についたりしてせっかくの余韻が解けてしまった経験はありませんか。
今回の旅の目的地は、日本最古の温泉といわれる愛媛県・道後温泉。
「温泉街の夜の余韻を冷めないうちに、自分の部屋でもあるクルマに持ち帰る」
それが今回の車中泊旅のテーマ。
前夜に出発し、瀬戸内の島にあるPAで眠り、砥部焼の器を愛で、夜の道後を歩く。
移動を旅にする、今回は道後温泉のプランをご紹介します。
与島PA | 車中泊旅だからこそ、すぐに現地到着しない
金曜の夜、仕事を終えてそのままクルマに乗り込む。
いつもは目的地への移動手段として活躍してくれるクルマが、今日からはエンジンをかけた瞬間に自分の部屋へと変わります。
目指すのは瀬戸大橋の途中にある島、「与島PA(パーキングエリア)」。
瀬戸内の海上で眠る特別感
与島PAは瀬戸大橋を渡る途中で、まるで島へ降りていくような感覚が味わえる場所。
夜のPAの灯りと、車内の間接照明。
休むための場所としてここを今夜の止まり木と決めた瞬間、翌日の道後への遠征感がぐっと高まります。
「いつもとは全く違う、今まで知らなった場所で寝る」という経験が、翌日の旅を特別なものにしてくれる。

砥部町 | 今回の旅のお供を探しに砥部焼の里へ
道後温泉へ向かう前に立ち寄ったのは、焼き物の里として知られる愛媛県・砥部町。
ここで作られる砥部焼は、約250年の歴史を持ちながらも、厚手で丈夫なことから暮らしの器として古くから愛され続けている。
観光地を巡るだけでなく、その土地の文化や暮らしに触れること。
旅の途中で地元の道具と出会う時間、それは旅そのものをより深く豊かにしてくれる。
景色と体験を楽しむ「砥部焼観光センター 炎の里」
小高い丘の上に建つ砥部焼観光センター 炎の里。
数多くの窯元の作品が販売されており、豊富なラインナップの中からお気に入りの一品を探すことができる。
砥部の街並みを一望できるロケーションも魅力で、移動の合間のリフレッシュにもピッタリ。
歴史と出会う「砥部焼伝統産業会館」
砥部焼の王道スポットともいえる砥部焼伝統産業会館。
館内には貴重な古砥部から現代の作品までが展示されており、250年にわたる歴史と技術の変遷を深く知ることができる。
静かな空間で作品と向き合うひとときは、これから選ぶ自分だけの器への愛着をより深めてくれるはず。
旅先で買った湯呑みを、その日の車内で使う贅沢
数ある器の中から今回選んだのは、手によく馴染むひとつの湯呑み。
これを今夜、車の中で使おう。
そう決めるだけで、夜が待ち遠しくなる。

夕暮れの道後温泉 | 湯上がりの余韻を楽しむ

到着してまず手に入れたのは、道後温泉3館周湯チケット。
これは「道後温泉本館」「別館 飛鳥乃湯泉」「椿の湯」の3つの外湯を巡ることができるお得なチケットですが、最大のメリットはその有効期限。
このチケットは販売日とその翌日の2日間、使うことができます。
1日で3館すべてを回る必要がないため、
「今日は夜の温泉街の雰囲気と一緒に本館を」
「明日の朝は、静かな椿の湯で朝風呂を」
といった具合に、自分のペースでゆったりと温泉を楽しむことができます。
道後温泉3館周湯チケットで、焦らない温泉旅。

入浴後は、すぐにクルマを出さずに夜の温泉街を散歩します。
火照った体に夜風が心地よく、街の灯りが幻想的に浮かび上がる時間。
自分は今、旅をしているんだ、と実感するひとときです。
道後の夜ご飯 | 湯上がりに食す愛媛の味・宇和島鯛めし
温泉で体が芯まで温まったあとは、その土地ならではの味覚でお腹を満たしたいもの。
その場所で買ったものや自宅から持ってきたものを車内で調理して食べる車中泊旅も良いものですが、ご当地ならではのものを、その場所の空気とともに、お店で味わうのもまた良し。
ホテルや旅館に泊まらない車中泊旅という、宿泊費を抑えられるスタイルだからこそ、旅先での食事はこだわる楽しさも生まれます。
今回訪れたのは道後商店街からもアクセスの良いかどや 道後椿坂店。
愛媛に来たら外せない「鯛めし」
愛媛県といえば、真鯛の生産量が日本一であることで有名ですが、実は「鯛めし」には地域によって大きく2つの食べ方があることをご存知でしょうか。
一つは、焼いた鯛を米と一緒に炊き込む「松山鯛めし」。
そしてもう一つが、今回いただく「宇和島鯛めし」です。

宇和島鯛めしは、生の鯛の刺身を使うのが特徴。
新鮮な鯛の切り身を、生卵と出汁醤油を混ぜた特製のタレに絡め、それを熱々の白ご飯の上に豪快に乗せていただきます。
プリプリとした鯛の食感と、卵の濃厚なコク、出汁の香りが口の中で一体となる瞬間はまさに至福。
いわば究極の卵かけご飯とも言えるこの料理は、湯上がりの火照った体にもスルッと入ってくる、旅の夜にぴったりの一品です。
RVパーク 愛媛・松山・奥道後 | 誰にも会わない、大人の隠れ家
道後温泉からクルマでわずか10分。
賑やかな温泉街を離れ、少し山手へ走った先に現れるのが、今回の拠点「RVパーク 愛媛・松山・奥道後」。
ここは単なる車中泊スポットではなく、旅の自由度を最大化してくれる「離れの別荘」のような場所でした。

誰にも会わない、究極の気楽さ
このRVパークの最大の魅力は、完全非対面で完結するスマートな運用。
予約はWEBで完結して当日のチェックイン手続き不要。チェックアウトも手続きなし。
到着したら、予約した区画にクルマを停め、電源BOXを開けてブレーカーをONにするだけ。
「何時までに到着しなければ」というプレッシャーや、疲れている時のフロントでの手続きから解放される。この気楽さは、やっぱり嬉しい。
温泉街から10分で、大人の隠れ家へ
道後温泉へのアクセスが良いにもかかわらず、リゾートホテルの敷地近くにあるため、普通の駐車場に停めるよりも環境は静か。
森に包まれ、朝は鳥のさえずりで目が覚める。
観光地の喧騒と、自然の中での癒やし。
車中泊旅にとって最高の贅沢です。
Wi-Fi完備で「旅する書斎」も快適に
旅先でも少し仕事をしたり、撮った動画を整理したりしたい。そんな現代の車中旅好きにとって嬉しいのが、無料Wi-Fiが飛んでいること。
電源も完備されているので、夜は車内でパソコンを開いたり、プロジェクターで映画を見たりと、バッテリー残量を気にせず過ごせます。
自然の中にいながら、デジタル環境も整っている。
このバランスの良さが、ここを選ぶ理由の一つかもしれません。
砥部焼の湯呑みで、夜の一杯を

到着して電源を繋いだら、車内は夜の書斎モードへ 。
ここで昼間に砥部で買った、あの湯呑みを取り出します 。
車内で湯を沸かし、新しい湯呑みでお茶を丁寧に淹れる 。
湯気が立ち上る中、一口すすると、温泉で温まった体に染み渡るような安らぎを感じます。
旅先で手に入れた道具を、旅の途中で使う。
ただ寝るだけではない、生活の温度感がある夜。
静寂に包まれた奥道後で、自分だけの道具と向き合う時間は、車中泊旅ならではの贅沢な体験です。
朝の道後温泉 | 静寂の中で浸かる「朝湯」の贅沢
翌朝は少し早起きをして、もう一度道後エリアへ。
お目当ては、朝の光の中で楽しむ朝風呂です。
道後温泉は、朝から営業しています。
昨夜は多くの観光客で賑わっていた温泉街も、朝の時間帯はのんびりとした雰囲気に。
冷たく澄んだ空気の中、タオルを片手に今日は飛鳥乃湯泉へ向かう。
飛鳥乃湯泉は半露天風呂があるので、朝の空気とともに道後のお湯を楽しめる。
この清々しさは、近くに泊まっているからこそ味わえる体験です。

2日目も使えるチケットで、目覚めの一番風呂
ここで昨夜購入した「3館周湯チケット」の出番。
有効期限が2日間あるおかげで、翌朝もチケットを使ってスムーズに入浴できます。
一番風呂に近い時間帯の湯は、どこか神聖な雰囲気すら漂う。
朝の柔らかい光が差し込む浴室で、たっぷりの湯に浸かる。
夜の入浴が旅の疲れを癒やすものだとしたら、朝の入浴は今日を始めるスイッチを入れるためのもの。
しっかりと温まり、シャキッと目が覚めた状態で、清々しく旅の2日目をスタートさせました。
まとめ | 温泉で整って、クルマに帰れるという贅沢
今回の旅で感じたのは、安心して寝れる場所があると、旅の余韻が長く続くということ。
道後温泉の湯上がり、その温かさと高揚感を断ち切ることなく、自分の部屋であるクルマで眠りにつく。
そして翌朝、静かな車内でお茶を一杯を飲む。
あわただしい観光旅行ではなく、暮らすように旅をする。
そんな週末を、愛車と共に過ごしてみませんか。
